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制度・環境・文化

Culture
制度・環境・文化
お客様に喜んでいただくために

お客様に喜んでいただくために

半兵衛麸 大切な家訓に「先義後利」ということがあります。これは義を先にして利を後とすることです。義とは正しい道のこと。商いの正しい道とは、お客様のお役に立てることを考え、お客様に喜んでいただき、そのお礼としてお代を頂戴する。美味しいお麸をつくり、そのお麸を通じてお客様に喜んでいただく。そしてお客様だけでなく、世のため、次代のためにもなることを考えた商いを行うということを大切にしています。そして、もう一つの家訓は「不易流行」です。「不易」とは変わらないもの、「流行」とは移り変わるもの。半兵衛麸が代々受け継いできた宮中での技を祖とする製法、商いの精神に誇りをもって、本質を変えることなく、時代の移り変わりに合わせて技術やサービスを発展させていく。いつの時代も、どうしたらお客様に喜んでいただけるかを考えてきました。
全員で新しいことにチャレンジ

全員で新しいことにチャレンジ

半兵衛麸では、「老舗」という漢字を使いません。
「老いた舗」になってはならない、常に「新しい舗(しんみせ)」の気持ちを持って、新しいことに挑戦し、活気あふれるお商売をしなければならないとの訓えがあります。また、「新(しん)」以外にも、「信」「心」「進」「親」「慎」…。いろんな意味を込めて「しにせ」になりたいと思っています。半兵衛麸は二つの家訓と「しにせ」の考え方を大切にし、実践しています。社内でも、決まったやり方を守るだけではなく、現在及び将来の客様に世の中に求められるものを自分たちで考え新たに生み出していくという風土がしっかりと根付いています。
茶房「半兵衛」

茶房「半兵衛」

今から35年ほど前、生麸は料亭や仕出し屋さんが使う食材で、家庭で料理されることはほとんどありませんでした。また普通の主婦が料亭に行く機会もほとんどありませんでした。
その頃半兵衛麸の本店にお越しいただくお客様の中には「生麸はお料理屋さんが使うものでしょ、私たち主婦には料理の仕方がわからない」とご購入を躊躇われる方が多くおられました。
お客様に簡単にお料理できる方法をご紹介したいと、定期的な料理教室を開く話が持ちあがりました。
ご相談したいろいろな方からのアドバイスをいただき、せっかくならお料理を召し上ってもらいながら作り方をご紹介しようと始めたのが茶房「半兵衛」です。それから35年、献立もほとんど変わらず、お麸とゆばのお料理をご用意しています。
Cafe ふふふあん by 半兵衛麸

Cafe ふふふあん by 半兵衛麸

ほんの少し前まで、「日本の伝統食材である京麸は、和食にしか使ってはいけない」多くのお客様が、そんな固定観念を持っておられるようでした。しかし麸をつくっている私たちはこれまでも、洋風、中華、いろんな家庭料理にアレンジしてきました。
お麸の持ついろいろな可能性を知っているからこそ、たくさんのお客様に自由に美味しく召し上がってほしい。いろんなお料理やお菓子にアレンジできることを知っていただき使っていただきたい。
そんな想いを込めて、2022年4月にオープンしたのが「Cafe ふふふあん by 半兵衛麸」です。

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